高校情報科を兼業教員が学ぶ

高校生が学ぶ「情報」の授業・教材・その他もろもろについて書きます

大阪の地震のデマ拡散について

大きな災害があるたびに、様々なデマが流れます。

・韓国・朝鮮ルーツの人が井戸に毒を流したらしい

・長田区で放火魔が出たらしい

・巨大化したオオカミウオが釣れたらしい

・熊本でライオンが脱走したらしい

 

全部嘘です。今回はシマウマが逃げたとか、それって面白いのかすら、よくわかりません。気になる情報があったら、騒ぐ前に情報源を確認し、その情報が広まることでダレトクなのかを考えた方がいいと思います。

SNSのデマ拡散は、事実でないことが伝わって混乱を招くことはもちろんですが、意図しない形で、誰かを傷つけることに加担してしまうことがあります。

・善意のもとで良かれと思ってつぶやいたり拡散したことが、混乱を招き本来必要な情報が埋もれてしまう

・悪者をみつけ正義感のあまり、悪い奴には何をしてもいいという集団心理で、袋叩きにして炎上させてしまう

 

情報発信する責任を考えて、注意深く行動すること。中高生だけでなく、大人こそ気をつけたいと思います。